信念

Nudieは短期的なトレンドを意識しないことを打ち出しており、「キャットウォークのファッションショーとは違い、日々の生活の中でいつもそこにジーンズがある」という感覚を大切にする人のために存在する。ジーンズとTシャツというお決まりのスタイルにこだわり続ける…それはロックミュージシャンが自分たちの演奏スタイルにこだわり続けるのと同じだ。

特長

オーガニック素材や環境負担の少ない製造工程に加え、リペア、リユース、リサイクルという「3R」のエコサイクルを根本とする取り組みを行っている。デニムは履き続けるうちに、ジーンズがその人の「第二の肌」になり、「裸に近い感覚」「パーソナル」になるといったコンセプトを持つ。また、シルエットの美しさに定評があり、バックポケットのNマークがトレードマークとなっている。

清潔な水の消費量を91%減らすことができる

多くの人工肥料や農薬、水資源を使用する従来型のコットン栽培は、周囲の土壌や水域などの環境を汚染させてしまう可能性が高い。それに対しオーガニックコットンは、化学物質はもちろん遺伝子組み換え綿すら使用せず、栽培から製品の廃棄（再生）に至るライフサイクル全体で、消費する河川水の量を91%も削減できるといわれている。

水質や土壌が汚染されるリスクを26%低下させることができる

従来型のコットン畑で使用されている人工肥料には、リンや窒素の化合物が多く含まれている。これが周辺水域や土壌に排出されると、藻類の異常繁殖などの悪影響をもたらし環境を破壊してしまうこともある。オーガニックコットンの栽培では制限栄養因子の排出が抑えられるため、この危険性を26%低減させることができるようだ。

酸性ガスの発生量を70%削減する事ができる

コットンという原材料を生産、製品化され、やがては廃棄されるまでを通じ、大気中に放出される窒素酸化物やアンモニアなどの酸性ガスが排出される量に注目。これらのガスは海や土壌を酸性化し、建物を腐食させたりする可能性があると言われているが、オーガニックコットンは通常のコットンと比較し、発生量を70％も減らせるという研究結果が出ている。

地球温暖化の危険因子を46%少なくすることができる

地球温暖化係数とは、一定期間における地球全体の気候変動にどれほど影響を与えるか示す数字。コットンという原料のライフサイクル全体では、排出される温室効果ガスの総量が対象となり、オーガニックコットンにシフトすることで46%のガス発生を抑制ることができると考えられています。