私たちはジーンズを愛しています。
この情熱はジーンズをだめにしてしまったときに友人の死を響くように悲しむような、そんな人達と共有しています。

デニムほどエイジングが美しい素材はありません。
長く履けば履くほど、キャラクターやスタイルがより身につきます。
あなたのライフスタイルが形作り、デニムはあなたの第二の肌になります。

ジーンズはロックンロールシーンと同じ成とスタイルを持っ ています。同じカルチャーを部成する要素なのです。

私たちはいつもジーンズに正直です。
一夜限りの流行りを求めているわけではないのです。
私たちのインスピレーションは、美しさや、キャットウォークからは程遠い世界にあります。

私たちはただジーンズを提供するのではありません。
私たちは考え方、コンセプト、そしてデニムの伝統と素材そのもののキャラクターによって支えられている終わることのない情熱を提供しているのです。

サステナブルでイノベイティブなデニムブランドを作り上げる、それがNudie Jeansが目指していることです。そして2017年、私たちは新しい高みに到達しました。私たちのコレクションのうち95%はサステナブルな衣類となり、これまで一番リユースのNudie Jeansを販売し、これまで一番多くのNudie Jeansのリペアをしました。そして私たちは世界中により多くのリペアショップをオープンさせました。それと並行して、将来に備えて、会社として戦略的、組織的な見直しを行いました。自然素材を多く使用する産業の一員として、私たちの役割を知り、リスクの高い影響を与えるようなエリア、私たちにとってのコットン生産や湿式処理、に注意を向けた仕事をしていかなければなりません。 年間を通して私たちは、サステナビリティーをコアプロセスに取り込むこと、そして、リベアやリユース、リサイクルによって私たちの循環系 モデルを強化することに集中してきました。

私たちは、人権、発展、セキュリティー、反汚職といっ たNudie Jeansの核となる価値に誠実でありながらも将来的な挑戦のためにソーシング戦略を進展させてきました。この方向性を守ることは、日々の仕事の、私たちの商品の全ての要素においてサステナビリティを取り込むことができるチャンスを与えてくれます。私たちはこれまでに得てきたことに誇りを持っ ています。そして私たちのサステナビリティに対する実践的な活動を続けることによってファッション、そしてデニム業界でのリーダー的な立場に一歩一歩 近づくことになるでしょう。

Joakim Levin - CEO

サステナビリティをNudie Jeansの日々の仕事の核に置くことは、私たちにとって最優先して行うべきことであり、戦略上でも経営上でも意思決定造程のキーファクターとなります。日々の仕事は監査やフォローアップ、化学製品の取り扱い、そして生活賃金プログラムなどの革新を通した終わりない向上によって作られていくのです。

Joakim Levin – CEO

サステナブルな素材

Nudie Jeansは私たちの全製品に責任を持つために努力しています。原料から製品の寿命が尽きるま で責任を持つということです。

Nudie Jeansはヴィンテージから影響を受けたタイムレスなデザインが特徴です。私たちはタイムレスでシーズンレスな服、あなたが毎日、長い期間着たいような、長持ちするような、そしてリペアに耐えるようなアイテムを作りたいと思っています。循環性がバズワードになるずっと前から私たちは長持ちするものに焦点を絞り、愛する服は、ずっと持ち続けるということを知っていました。デニムは時間とともにより美しく育っていく素材です。一足のドライデニムから始まり、毎日履き続けることで、最も美しく個人的な擦れや切れが入り、あなたがそのデニムを履いてきた人生の物語を語ってくれるようになります。

素材のサプライヤーと共に仕事をし、新開発に適応し、最新の技術を追うといったことを通して、新しいサステナブルな素材や繊維を探し求めることもNudie Jeansのデザインプロセスの一部です。

過去5年間、私たちは全デニムに100%オーガニックコットンを使用してきました。2017年、オーガニックコットンの使用率を増やし、綿製品での使用率が100%に達しました。私たちの製品が与える環境への影響が一番大きいのが原材料という点から、オーガニックコットンのみを扱っているのは大変誇らしいことです。オーガニックコットンを選ぶという事は私たち自身や、ビジネス、生存に必要な様々なものを作り出し、維持している、”生物多様性”そして”生態系サービス”に責任を持つことです。私たちはこういった生態系サービスが失われたことによって貧困層に多大なる影響が出ていることがわかっています。そのため、私たちのビジネスが与えるインパクトについて学び、生物多様性が失われることのない原料を選ぶといった活動を続けています。こういったアクションを通して生物多様性と生態系サービスを守 、さらに強化することの大切さに焦点を絞っている15thサステナブル・ディベロップメント・ゴールと沿って活動しています。

NUDIE JEANSが
使用する素材

オーガニックコットン

Nudie Jeansはオーガニックコットンのみを使用しています。オーガニックコットンを選ぶということは、一足のジーンズを作る第一の過程から環境への影響を抑えているということです。オーガニックコットンは、人工肥料、殺虫剤、遺伝子組み換えの種子を一切使わずに育ちます。オーガニック農法は有害化学物質を伝統的な綿生産に使用されているときにおこるリスクを除外する方法です。これは人に対してだけではなく、有毒な殺虫剤に汚染されている土壌に対しても重要です。綿は、非常に多くの水を必要とする作物ですが、小規模のオーガニックコットン農家、そして彼らの灌漑をより効率的なものにするために支援することで水資源を守 ることにもなります。オーガニック農法で生産され、収穫された綿を使用することへの選択理由は言うまでもありません。土地を不毛にさることなく、土地そのものと私たちの製品をより強く、よりサステナブルにする方法があるのであれば、選ばない理由はありません。

Nudie Jeansで使用されているオーガニックコットンの85%はトルコが原産地で、その次の主要生産地はインドです。私たちはトレーサビリティ活動の一環として、トルコとインドの両方の綿農家を訪問しました。

リサイクルコットン

2017年度リサイクルコットンは、主にニット製品に使用されました。綿が資源集約的な作物であるという観点から、リサイクルコットンを使うということは、環境への影響を小さくするために非常にいい方法です。リサイクルコットンの糸はイタリア産です。

リユースデニム

綿を繊維レベルでリサイクルすることはよりサステナブルであるために、そして環境への影響を減らすための一つの選択肢です。しかし実際の素材をリユースすることはさらにいい選択です。2017年度、私たちは1200足ほどのNudie Jeansの古着をキャップやバックパックなどのアクセサリーようの生地として使用しました。またリウユースデニムの最大の活用の場は、リペアサービスでバッチとして使用されることです。

また2017年にはセカンドチョイスの衣類の扱いについての新しいプロジェクトを始動させました。セカンドチョイスとは、サイズやウォッシュの結果などの多少の欠陥をもつためにコレクションから抜けてしまった商品ながら、裁断することでショートパンツなどとして使用できるようなアイテムを指します。このプロジェクトで私たちは500足ほどのジーンズをショートパンツに作り替え、放置の可能性があった商品の新しい使い道を見つけることができました。既存の資源を革新的でクリエイティブな視点で見直すことで古い商品を新しい商品に作り変え、リユースし続けることができます。最高なサステナブルなあり方です。

リネン

2017年、Nudie JeansはシャツとT-シャツの2つのスタイルでリネンを使用しました。リネンは亜麻から作られる織物です。これは自然繊維で、耐久性があり、他の作物と比較すると肥料や殺虫剤があまり必要ない作物です。リネンの生産は他の生地の生産と比較して環境に与える影響は小さいですが、あくまでも私たちのゴールはオーガニック認証を受けたリネンを使用することです。

テンセル

2017年、Nudie Jeansの一部のシャツにテンセルを使用しました。テンセルは木材パルプから作られる自然繊維です。溶剤を使った紡績工程が閉じた循環をしていることから、この繊維の生産はサステナブルです。溶剤はリサイクルされ、何度でも使用可能です。軽く、柔らかい生地なので、夏物のシャツにぴったりです。

ウール

Nudie Jeansではニットとアクセサリーの両方でウールを使用します。リサイクルウールを使用することは環境への影響を小さくするためにいい方法ですが、別のリサイクルウールには他の問題に挑むことにもなります。リサイクルウールの繊維は短く、この点は素材を混ぜるとき、糸を紡ぐとき、そして織るときにNudie Jeansの基準に合った製品にするために考慮しなければなりません。2017年中、4つのニットセーターと3つのジャケットと、合わせて7つのスタイルにリサイクルウールを使用しました。私たちはできる限りリサイクルウールを使用するように努めていますが、ある種の服にはどうしても新しいウールを使う必要があります。ウールは自然繊維として着用者のメンテナンスが最低限でもいいという点があります。ウールはシミに反発する自然な特徴を持ち、風に当てることは洗濯と同様の効果を持っています。

レザー

Nudie Jeansの歴史を通して私たちはレザーを扱うことを選びました。なぜならデニムのように時間とともにより美しくなっていく素材だからです。レザー産業は化学製品の仕様や、トレーサービリティーの面で多くの挑戦があります。そのため、レザージャケットのために私たちはインドで金賞受賞(レザーワーキンググループによる)の特定のサプライヤーと取引をしています。レザージャケットは長期的に使用されることでサステナブルな選択だと考えることができます。2017年に製造した4つのレザージャケットのスタイルのうち1つは工程の半分は植物のタンニンでなめし、レザーアクセサリーの大半は全工程で植物のタンニンを使用しています。これはレザー産業において化学製品の使用を減らす一つの方法ですが、動物がオーガニックの認証 を受けた農場から来ているという保証を得られない限り、レザー製品はサステナブルと定義しません。

NUDIE JEANSの
掲げる認証

Nudie Jeansの私たちにとって認証を受けた原料 を使用することは非常に重要なことです。
私たちの製品で使用されるオーガニックコットンは原産地やサプライヤーによって、Global Organic Textile Standards (GOTS), Organic Content Standard (OCS) XIXUS Department of Agricut ture (USDA Organic)に対応した認証を受けています。

Chetna Organicsを通してインドから供給されている綿はフェアトレードかつオーガニックです。この両方の認証を組み合わせることによって、フェアな労働環境、農家への適切な支払い、そしてオーガニック農法の全てを保証します。

新しい素材がNudie Jeansの製造レンジに加わることで、私たちはより多くの認証を扱うことになります。木材ベースのセルロース生地であるテンセルに関してはFSC認証、リサイクル糸に関してはGlobal Recycled Standardに働きかけています。

Nude Jeansの掲げる認証
サステナブル ディベロップメント ゴールズ

サステナブルな生産

私たちは利益と人、生産と環境への責任をトレードオフするつもりはありません。これらの問題は私たちがサプライヤーを選ぶときの主な要素になります。他社ブランドの多くがそうであるように私たちは自分たちが作る服の工場を所有していません。しかしながら、私たちは協働している工場と共に、私たちの服を作っている人たちに安全でフェア、かつエシカルな労働環境を提供する責任を負っています。

Nudie Jeansでは、高品質で低価格の良い製品を求めているだけではなく、自分たちのアクションに責任を持つことを信念として持っています。お客様は、購入する製品のクオリティーを求めているだけではありません。彼らはブランドの背景でどのような活動を行っているのか、生産過程の中で社会的、環境的にどのような条件下で行われているのかなども気にしています。Nudie Jeansでは人と環境にとってサステナブルで健康的な発展を求めています。

私たちの責任は、サプライヤーや下請け会社に関わらず、製造過程に関わる人全てに対して人権が否定されることなく、負傷する事態が起きないことを保証するサプライヤーを選ぶことにあります。私たちの意識的な選択は、長期的な関係性や、原料に対するポリシーを元に行っています。

私たちのサプライヤーとの仕事は、1st Sustainable Development Goal(持続可能開発ゴール)、End Povery(貧困廃止)、そしてサプライヤーの賃金の上昇を優先事項として設定しております。私たちの生活賃金のコンセプトは過去五年で発展し、今ではインドのサプライヤーに対する購入の過程に統合されている要素になります。トレーニングや委員会活動を促進する運動は、Sustainable Development Goal の5番「ジェンダーの平等」と10番「不平等の減少」に即して動いており、労働委員会の発足の増加や、女性責任者の増加に結び付いています。化学汚染を最小限に食い止めることは、安全な水を保証することにつながり これはSustainable Development Goalの6番ゴールの一部になっています。

サプライヤーのうち規模の大きい会社では社内の汚水処理場を所有しており、小規模な会社では、地域の地方自治体に従って処理を行っています。汚水をタンクに貯め、地方自治体が定期的に回収、処理を行うシステムは一般的なものです。8番目のSustainable Development Goal、「適切な労働と経済的成長」はサプライヤーとのかかわりの最終的な目標で、FWF労働規範の実施を通して、サプライチェーンを通した労働環境の改善に貢献することができます。私たちはさらに、Sustainable Development Goalの12番目、「責任ある生産と消費」を私たちの行動の主なテーマとして、考えています。私たちはお客様にサステナブルで責任のある方法で作られた商品を提供し、お客様にもよりサステナブルな方法で消費行動を起こしてもらえるような影響を与えたいと思っています。

  • 貧困をなくそう
  • ジェンダー平等を実現
  • 安全な水とトレイを世界中に
  • 働き甲斐も経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう
  • つくる責任、使う責任

雇用と生活賃金

私たちは、この道のりの全段階に対して責任を持つ 努力をしています。段階とは、最もサステナブルな素材を選ぶことから、そして私たちの行動規範に応じ るてくれるような、慎重に選んだパートナーとのみ仕事をすることまで、広い範囲を指します。私たちがFair Wear Foundation (FWF)のメンバーであるということは製造チェーンを通してかかわる人が皆フェアな環境ではたいていることを保証しています。

FWFはブランド、工場、NGOの労働環境を検証し、改善するNPOの第三者機関です。Nudie Jeansは2009年からメンバーになり、サプライチェーン全体でサプライヤーや下請け会社が労働規範の8か条に従うよう労働環境を積極的に改善してきました。FWFは全メンバーに対して年に一回ブランドパフォーマンスチェックを行っています。Nudie Jeansは2014年より連続してリーダーカテゴリーにランクインされています。

雇用契約に法的拘束力を

労働保証法や社会保障法、通常の雇用関係より生じる規則に対する労働者への義務は、労働に限定した契約や、通常の雇用形態や実際の技術の伝達を意図しない師弟制度を通して回避されてはならない。若年層は学習やトレーニングプログラムに参加する機会を与えられるべきです。

私たちのサプライヤーでの労働環境について重要な要素は、雇用の選択がその開始から終了の両方に関して自由であることです。私たちは慎重にサプライヤーを選び、どんなインセンティブ、借金、それらに類似した状況があったとしても、誰一人として強制的に働いていないと確証があるサプライヤーのみと取引をしています。

雇用契約が保証されていることは、労働者にとって価値のあることです。社会保障を約束し、雇用が法的に管理されているからです。こういった保証は、社会保障ネットがあまり発達していない国々には特に重要です。これは私たちがサプライヤーを訪れ雇用条件について話し合う時の起点となる話題です。私たちはなるべく多くの労働者が、できればすべての労働者が正規の雇用契約を結べるようにしていきます。

自由意志による雇用

拘束や、監禁などによる労力の強制は禁止される。

一般的に、テキスタイル産業において超過労働時間関連のリスクは高くなっています。私たちはサプライヤーに対して超過労働の削減を積極的に働きかけています。2017年、インドのサプライヤーは製造フローを改善することで正社員の超過労働時間を完全に削減することに成功しました。

自由意志による労働と同等の重要性を持つ問題として、児童労働があります。テキスタイル産業ではここ数年サプライチェーンの一部に児童労働の可能性が示唆されてきました。Nudie Jeansにおいて児童労働の可能性が高いのは生産が労働集約型になる綿農家です。生産チェーンの中の他の部分、例えばテイラーなど、必要労働力が少なかったり、熟練者が求められる為起こる可能性は低いことがわかっています。私たちのサプライチェーンの中で児童労働を削減するために、私たちはChetna Coalitionを通して綿を生産することにしました。Chetna Coalitionは良い労働条件と児童労働のないフェアトレードな環境で働く大人によてって生産されていて、かつオーガニックのコットンを提供しています。Nudie Jeansで使われるインド産のコットンは100%Chetna製です。

児童労働の搾取は反対

児童労働はあってはならないにことです。雇用の受け入れ年齢は義務教育終了後の年齢でなければならず、それはどんな場合であっても、15歳以上でなければならない。どんな形であれ奴隷それに類似する行為はあってはならない、例えば児童売買や取引、借金による東縛、農奴、圧制的、強制的な労働など。15-18才の児童は健康や安全、モラルに害を与えるような特徴の、またそうした結果をもたらすような方働をしてはいけません。

理にかなった労働時間

労働時間は適応される法や、産業のスタンダードに即したものであるべきです。どのような状況下でも労働者は日常的に週48時間以上の労働を要求されてはならず、最低でも7日に1日は休日を与えられなければなりません。残業は自 発的である必要があり、週に12時間を超えたり、日常的に強制されてはならず、常に割増した賃金によって補償されるものです。

ローカルコミュニティー

2015年より、Chetna連合を通した綿の調達に携ています。この連合はブランドとサプライヤー、製造元をオーガニックコットンの生産という共通の志向よってつなぐネットワークと定義づけられています。

Chet Co第一のインパクトのスイッチは、経済的テナビリティ、そしてパートナーに価値観を共有し伝達機構という点に注力している連合としての最優先事項は、農業生産者機構(FPOS)と原材料生産者コミュニティの安全性と改善です。
Chetna連合を通して、私たちはローカルコミュニティのサポートをしてきました。農家の子供たちが通う学校にパソコンを寄付したり、その他学校に関連したソーシャルプロジェクトへの支援などを行っています。

サステナブルな商品

原材料から全製造チェーンを通して、Nudie Jeanasはサステナビリティに取り組み、サステナブルな商品を生む責任を果たそうとしています。でもそこではとどまりません。私たちのリペアショップで行っている無料リペア、古着やリメイク品の販売を通してサステナブルな消費パターンを作っていく方向に向かっています。サステナブルな消費は様々な行動の上に作られていて、私たちはそういった行動を提示していきたいと思っています。私たちのエコサイクルはこの思想をどのように実行するかの良い例です。エコサイクルは、デザインプロセスでの意思決定から素材の選択、リペアショップのインテリアデザイン、そしてお客様と店内でお会いするときのコミュニケーションに至るまで常に私たちと共にあります。

リペアショップ

5年前、私たちは自分たちの店舗を「リペアショップ」と呼ぶことを決めました。これは自分たちのための選択で、新しいジーンズを売ることと同等の重要性が古着のケアやリペアにはあるのです。Nudie Jeansのリペアショップの背景にある思想、それはこの場所がジーンズがリペアされるため、古着として売られるため、そしてリサイクルプログラムに寄付されるためのハブであることです。もちろん、私たちの商品はリペアショップで購入可能です。しかし、私たちはリペアステーションに重要な地位を与えることを選びました。

私たちが新しいリペアショップを開くとき、もしくは古い店舗を改築するとき、いくつかのことに気を付けています。まず、もともとある部分を可能な限り保ち、絶対に必要な部分だけ新しくすること。素材はシンプルで、ソリッド、長持ちし、サステナブルな方法で製造され、扱われ、場合によってはリユースやリサイクルされたものを使うこと。

表面の仕上について、例えばペイントや油、ワックス、パウダーコーティングについて、私たちは可能な限りオーガニックで環境にやさしい代替品を使用しています。素材の選択について私たちは一番サステナブルな代替品を使うよう努めています。例えばFSC(森林管理協議会)ラベルのついた木のみ、またCarb2認証を受けた繊維版のみを使っています。FSCとは責任ある森林管理に対する認証、Carb2はホルムアルデヒドが使用されていないことを認める認証です。新しく作られた照明は節電のために全てLEDを使用。そしてもし機能性が許す場合、可能な限りヴィンテージや再利用のアイテムを使用しています。例えば椅子、小さな陳列用家具、ランプ、そして今のニーズに合わせて再製造が可能なストアカウンターなどです。

ブレークイン/慣らし

あなたのNudie Jeansがかった当初どんな様子だったとしても、一番最初は一足のドライデニムだったのです。プリウォッシュドで加工が入ったあなたのお気に入りの一足でも元々はダークインディゴデニムだったのです。

多くの人にとって新しいドライジーンズの香りに勝るものはないでしょう。文字通り、職人仕事の香りです。コットンの収穫からインディゴの染色・紡績、そして裁縫にいたるまで彼らは手をつかってあなたのジーンズを作ったので す。そしてまさにドライデニムが履き込まれてゆくまで続 連続した行動にNudie Jeansの心髄があるのです。

あなたが新しいドライジーンズに足を入れるとき、またあらたな職人仕事が始まります。ブレークイン慣らしです。ある人たちにとってブレークインはスポーツです。そして私たちみんなにとって、それは絶対にチャレンジです。一足のドライジーンズを慣らすということ、それは6か月続く旅路です。結果はあなたがどんな人で何をしようとしているのかによって変わっていきます。あなたの生活習慣に関わらず、あなたのジーンズはあなたの過ごした月日の記録になります。もしドライインディゴダイドジーンズを毎日履けば、あなたが形作った一つだけの一足になっていきます。

ブレークインの過程で大切なのは、もちろん、高い頻度で洗わないことです。洗う代わりに風にさらすことは、節水にもつながります。
そして、これがスマートでシンプルなエコサイクルの最初の一歩です。エコサイクルを追うことは資源を大切にすると同時にあなたのジーンズをより美しくします。

リペア

Nudie Jeansのリペアは、あなたがどこで購入しようと無料で提供されます。それはあなたのお気に入りを修繕すること以上の意味があります。寿命をのばし、デニムに新しい命を与える意味があるのです。リペアとはリデザインであり、これまでの姿の印を残すことです。物を大切にすること、そしてサステナブルな消費に関して重要な役割を果たすといった点で、リペアはNudie Jeansに根を深く張っています。

私たちのリペアショップでは、全Nudie Jeansの商品にリペアサービスを提供しています。もしリペアショップが遠すぎる場合は、いつでもウェブサイトから無料のリペアキットを注文することができます。Nudia Jeansのリペアキットには糸、パッチ、そしてその他ご自身でリペアする際に必要なものがいくつか入っています。2017年中、私たちはさらにモバイルリペアステーションをプレローンチしました。2018年にはモバイルリペアステーションはツアーをして、さらに多くのジーンズのリペアを可能にします。

2017年には、49235本のジーンズを私たちのリペアショップでリペアしました。これは2016年よりも5200本多い本数です。私たちはまた、2000個のリペアキットを送り、お客様が自宅でリペアすることでより多くのジーンズがリペアされるようにしました。

リユース

衣類の寿命を延ばすことは、リサイクルよりもさらにサステナブルです。これは衣類を長く使うことによって、再販売することによって、もしくは素材を使って新しいものを作り上げることによって実行できます。リペアのためのバッチを作ったり、新しい製品のための素材にもなります。Nudie Jeansではこれを全て実行しています。廃棄物を減らすためです。古いジーンズを下取りしたお客様には新品から20%オフのディスカウントをしています。

リユースセクションで再販売されるジーンズは全て表れていて、リペア済み、そしてお客様にとってのお気に入りになる準備ができているものです。リユースジーンズにNaturskyddstorening enが発行する Bra Milovar(スウ ーデン語で“環境のための良い選択”)というラベルを付けることができるのは非常に誇らしいことです。

Nudie Jeansは自分たちで生み出す影響に対して責任を取りたいと考えています。そのために私たちの古着ジーンズを新しい製品に変えて再販売することで繊維レベルでのリサイクル以前の段階として素材の再利用の方法を探求することを選んだのです。

2017年、私たちは1200本のリユースジーンズを販売し、1200本のデニムを新しいNudie Jeansのアクセサリーの素材として使用しました。私たちに与えられたデニムの多くはパッチとしてお客様のジーンズの寿命を延ばすためにリペア時に使用されました。

リサイクル

ユーズドデニムやリユーズドデニムを長期的に持っていると、そろそろリサイクルの道を探し始めなければならなくなります。私たちのルーブを終える最後のステップです。リサイクルは廃棄物を減らし、エネルギーを節約でき、生の原料の消費を減らすことができます。綿繊維は私たちが使用したり着る期間よりも本来は長くもちます。一足のジーンズは多様な方法でリサイクルすることができ、機械的、科学的なリサイクルプロセスの両方に難点があります。私たちは綿繊維の寿命を延ばす方法を常に探し求めています。

リサイクルについての探求のなかで私たちは過程の途中で自社のオーガニックコットンが他の一般のコットンと混ざらないようにしたいと思っています。そうすることでリサイクル後もオーガニックコットンとして使用することができます。自社製品をリサイクルする方法を探求することで、リサイクル後のコットンが新品同様のオーガニックだということが言えます。私たちのゴールは、リサイクル・オーガニック製品を作ることです。

このゴールにたどり着くためには、自社デニムが原材料として使用されるようになる安定した流入がなければなりません。つまりより多くのNudie Jeansをリペアストアで回収できれば、リユースとリサイクルの両方にとっていい影響があるということです。2017年、7460本のNudie Jeansをリペアショップで回収しました。

ルーブを完結させる挑戦に世界的な解決策がみるかることはないでしょう。私たちはなるべく多くの解決策を必要としていて、可能性の探求、そしてリユース方法、そしてリサイクルの方法を生み出していかなければならないのです。サステナビリティは異種性と継続的な努力の先にあるのです。

コラボレーション

私たちが与える影響に責任を取るために、一人では動くことはできません。小規模のビジネスにとってコラボレーションは欠かすことのできません。これが私たちが他のブランドと積極的にコラボレーションしている理由です。私たちはさらに他業界の取り組みや作業部会にも参加していて、これらは全て17番目のサステナブルディベロップメントゴール、つまり、サステナブルな環境に必要な協力やパートナーシップに注目した基準に従ったステップになります。

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