ハイキング、ランニング、ジャンプ、登山、スキー、サイクリングなどのスポーツ活動では普段以上に適切なサポートが求められます。
ねじれたり跳ねたりしすぎないように男性器をしっかりと詰めておく必要があり、そのため下着は快適さ以上のものである必要があります。例えば、通気性があり、速乾性があり、摩擦のないものが条件と言えるでしょう。
さて、この3つのブランドは非常に良く似た技術を用いた製品開発をしており、どちらも市場で最高のアンダーウェアであると主張しています。
フロントポーチに特徴があり、SAXXの場合は「BallParkポーチ」、BN3THの場合は「MyPakageポーチ」、2UNDRの場合は「Joeyポーチ」という技術が使用されています。SAXXの固定パネルは二重の垂直壁であり、他のものは前面に単一のU字型パネルを形成しています。それらはすべて肌と肌の摩擦から守り、今までにないホールド感と蒸れや擦れを抑えるという点で同じ性能を持っています。
今回はこれらのブランドを並べてみて、どのような違いがあるのかを比較してみたいと思います。
フロントポーチ部分以外にも様々な技術を用いて快適かつ機能性のある製品を開発しています。
ステッチやウエストバンドは類似した技術が採用されていますが、SAXXは「Three-D Fit」と呼ばれる9つのファブリックパネルを使用した3Dサポートを作成した技術、BN3THは「PUCKER PANEL」と呼ばれる下着の輪郭を整え摩擦を軽減する技術、2UNDRは「The No-Drip-Tip」と呼ばれるフロントポーチ部分に不要な湿気をすばやく分散させる疎水性メンブレンを備えた技術が採用されています。
アンダーウェアの他にもショーツやスリープウェアーなどのコレクションがあるのですが、今回はアンダーウェアのコレクションのみ洗い出しました。
SAXXは「EVERYDAY」「ADVENTURE」「SPORT」の3カテゴリー、BN3THは同様に「EVERYDAY」「ACTIVE」の2カテゴリーの中で更にコレクションが細分化されています。2UNDRはシンプルに4カテゴリーのみです。分かりやすいのはやはり2UNDRになるでしょう。徹底的にこだわりたい方には選択肢の多いSAXX、BN3THでいろいろと試してみてはいかがでしょうか?
実際の履き心地を比べてみる上で今回は、「モダール95%、スパンデックス5%」の生地を使用している商品を履いてみました。
個人的な理由で申し訳ないのですが、SAXXはボクサーブリーフ、BN3THと2UNDRはボクサートランクスとなります。結論からすれば明確な勝者はありませんでした。ブランドの外観、スタイル、フィット感に違いがあるものの、どちらのブランドも履き心地が良く肌と肌の摩擦の問題は解消され、とても素晴らしい製品です。パフォーマンスアンダーウェアを検討されている方は、これらのブランドを検討することを強くお勧めします。
モーダル生地は滑からで軽く履き心地は気持ち良いです。サイズ感は他のブランドより大きく、フロントポーチ部分に関してはメッシュの仕切りが全く気になりません。ただ、男性器に遊びがあるので竿の大きめの人の方がフィット感が感じられると思いました。また圧迫感が苦手な人にも好まれるでしょう。
生地は気持ち良いですが3ブランドの中では一番固く感じられました。その分フィット感はあります。また、フロントポーチもU字型パネルでしっかり男性器をホールドするので、シフトしたり調整したりする必要がありません。ただ、男性器の下部に圧迫感は感じられ、それは座っているときに特に顕著です。
前開きの部分がメッシュ生地なので速乾性は良いと思います。モーダル生地もサラサラで気持ち良いです。また、フロントポーチはU字型パネルなのでホールド感がありますがBN3THほどの圧迫感は感じられなく個人的には丁度よく感じました。ただ、やはり座る時の圧迫感は多少感じられます。
LUCANOR › レビュー:SAXX×BN3TH×2UNDR