「ジャケットの帝王」等とも呼ばれ、モード界の最先端に位置。完璧主義者として有名で、それゆえ「ミラノキング」、「マエストロ・ディ・マエストロ(巨匠中の巨匠)」等と称され、独自の荘厳なスタンスを展開。20世紀で最も成功したデザイナーであり、雑誌フォーブスの世界長者番付においても、常にランクインされている。
企業としては、ファッションブランドのほか、リゾート開発、高級レストラン、チョコレート商品など、多彩な事業を展開している。
ファッションブランドの分類は、ファーストライン「GIORGIO ARMANI」、セカンドライン「EMPORIO ARMANI」(エンポリオ・アルマーニ)、ディフュージョンライン「ARMANI COLLEZIONI」の3つが柱であり、主にスーツでは誰もが知る有名な超高級一流イタリアファッションブランドである。「エンポリオ」には、「市場」という意味があり、数あるアルマーニブランドの中でも若いマインドを持つメトロポリタンな人々へ向けたラインとなる。
現在、「GIORGIO ARMANI CLASSICO」というラインは存在しないが、メンズではファーストラインとディフュージョンラインそれぞれに「メイド トゥ メジャー」というサービス(顧客を個々に採寸して、その寸法通りにスーツ、コート、シャツを仕立てるサービス)を行っている。2005年からは、オートクチュールライン「GIORGIO ARMANI PRIVE」をパリで新たに発表した。2006年からは、アルマーニのメンズ最高峰ライン「ハンドメイド トゥ メジャー」をスタートさせた。
なお、「ARMANI JEANS」、「A/X ARMANI EXCHANGE」は前述したスーツ・ドレス・オートクチュール部門とは全く異なるカジュアルファッションラインとして設立されたものである。「A/X ARMANI EXCHANGE」においては、1991年にスタートし、1994年にシンガポールのOngグループとライセンス契約を結んだラインである。アルマーニが25%を出資し、生産拠点をアジアに置いて若年層をターゲットにしている。
また、インテリア「ARMANI CASA」もスタートさせ、2004年にはARMANI HOTELS AND RESORTSの開発にも着手した。日本人シェフの松久信幸と提携したレストラン「ARMANI/NOBU」をミラノで運営している。
2012年のロンドン、2014年のソチ、2016年のリオ・オリンピックで、エンポリオ アルマーニのスポーツラインである「エンポリオ アルマーニ EA7」が、イタリア代表チームの公式ユニフォームを手掛けた。
現在は、ファッションブランドの枠を超え、トータル・ライフスタイル提案型の巨大ファッション・ブランドにまで成長した。アルマーニは、インタビューで次のように答えている。「あくまでもナチュラルで、着心地がよく、現代生活にマッチするもの。そんなデザインを追求していくと、自然とシンプルなものになっていく」「ファッションでも、いささか奇抜なディテールで人を驚かせようとする意図がはっきり感じられるのは、無意味だと思うんだ。まあ、意味がないし、不安にもさせられる」アルマーニの服には、時代を超えたエレガンスがあり、究極のモダニズムが宿っていると評されている。
BRAND | エンポリオアルマーニ |
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COUNTRY | イタリア |
SINCE | 1975年 |
FOUNDER | ジョルジオ・アルマーニ、セルジオ・ガレオッティ |
CATEGORY | アパレル・スキーウェア・ゴルフウェア・家具ect |
URL | https://www.armani.com/ |
SUPPLIER | ロサンゼルス(並行輸入) |
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