Zimmerli of Switzerland — World Underwear Brands

Zimmerli of Switzerland(ツィンメルリ)

元教師の女性が編み機の技術を学び、1871年にスイスで始めた下着屋です。いまも下着は100%が手作業で、素材ごとにコレクションが分かれます。

目次
  1. 01ブランドデータ
  2. 02どんなブランドか
  3. 03特徴
  4. 04ラインナップ
  5. 05こんな人に向く
  6. 06公式・SNS

1871年、編み機から始まった。

Zimmerli of Switzerland(ツィンメルリ)の創業は1871年です。公式サイトの沿革によれば、始めたのはPauline Zimmerli(1829年生まれ、旧姓Ida Pauline Bäurlin)。教師をしていた彼女はアールブルクに移り、1859年に妻を亡くしたJohann Jakob Zimmerliと結婚しました。夫の赤色の染色工場が行き詰まったとき、Isaac William Lambの新しい編み機についての記事を見つけ、バーゼルへその技術を学びに行き、「最高級のストッキングと紳士用の靴下」を作り始めます。それが会社になったのが1871年でした。

01ブランドデータBrand Data

Zimmerli of Switzerland(ツィンメルリ)のロゴ
出典:zimmerli.com
Zimmerli of Switzerland(ツィンメルリ)の基本データ
ブランド名Zimmerli of Switzerland(ツィンメルリ)
スイス
創業1871年
拠点スイス・チューリッヒ
生産地スイス(アールブルク/ティチーノ州コルドレリオ)
主なアイテムボクサーブリーフ/トランク、ブリーフ、前開きボクサーショーツ、タンクトップ、Tシャツ、ロングパンツ
価格帯115〜221ドル(下着、公式サイト・USD)
公式サイトzimmerli.com

価格・仕様は2026年08月20日時点で公式サイトに掲載されていた内容です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。

02どんなブランドかOverview

1874年にはPauline自身が編み機の改良を考案し、最初のダブルニードル機を手に入れます。公式サイトはこれを「リブ編みの生地と下着という、スイスにまったく新しい産業分野を生んだ」出来事と記しています。1876年にパリの代理店を通じて国外へ出て、1878年にはル・ボン・マルシェが扱い始めました。1888〜1889年には息子のOscar Zimmerliが資本金100万スイスフランの株式会社を設立し、新しい工場を開いて万国博覧会で金賞を受けています。

1965年にティチーノ州コルドレリオの縫製拠点を取得。1992〜1997年に従兄弟のWalterとHans Bornerが所有者となり、ラグジュアリーへ位置づけを絞り直しました。2021年に150周年、2026年には「Private Luxury」を軸にしたブランドの刷新を発表しています。本社はチューリッヒ。公式サイトは「エッセンシャルとシーズンのコレクションはすべてスイスで設計し、全スタイルの80%が手作業。男女の下着に限れば100%」と書いています。

  • Sea Islandのボクサーブリーフは、公式サイト自身が「小さめなので1サイズ上を」と案内しています。ふだんのサイズで注文すると想定より小さいことがあります。
  • 価格は米国向けページ(ドル)のものです。地域によって表示通貨と価格が変わります。

03特徴Features

下着は100%が手作業
公式サイトの説明で目を引くのは、全体の80%という数字と、下着だけなら100%という数字を分けて書いていることです。生産はアールブルクとティチーノ州コルドレリオ。商品ページにも「スイスで手縫い」と明記されており、どこで誰が縫っているかを前提にした価格設定になっています。
Sea Island cotton はバルバドス島の手摘み
公式サイトはSea Island cottonを「きわめて希少な綿で、バルバドス島で収穫される。特別な綿花が、他にない優れた品質の繊維を生む」と説明しています。手摘みした綿をスイスで編み、スイスで縫う、という流れです。コットン100%で、ボクサーブリーフ/トランクが173ドル、ブリーフが163ドル、前開きのボクサーショーツが221ドル。
素材でコレクションが分かれる
エッセンシャルはRichelieu、Sea Island、Royal Classic、Business Class、Pure Comfort、Pureness、Wool & Silk、Modern Lounge、Silk Nightwear、Woven Nightwearに分かれます。ほかにBalancewear、Warmwear、Coolwearという体温や運動に合わせた区分もあり、形ではなく素材と用途で選ぶ構成です。
見えない部分の始末
Sea Islandのボクサーブリーフは、腰のゴムを生地と同じ色に染めて(dyed to match)織りロゴを入れ、裾はリブで留める作りです。商品ページには「小さめなので1サイズ上をおすすめします」という注意も書かれています。サイズはXS〜6XLと幅があります。

04ラインナップLineup

Sea Island
バルバドス島産の希少な綿を使う最上位。コットン100%、スイスで手縫い。ボクサーブリーフ/トランク173ドル、ブリーフ163ドル、前開きボクサーショーツ221ドル、タンクトップ208ドル、長袖Tシャツ289ドル。
Royal Classic
極細(super fine)のコットンを使う定番。前開きのボクサーブリーフが139ドルから、トランクが127ドル。サイズはS〜3XL。公式サイトは「静かな贅沢」という言い方をしています。
Pureness
モダール95%・エラスタン5%のマイクロモダール。OEKO-TEX®100の認証付きで、体温を調整し通気するという説明です。ロングレッグのボクサーブリーフが139ドル、トランクが115ドル。S〜5XL。
シルク・ウール系
19匁(momme)のシルクや、Wool & Silkの混紡もあります。TENCEL™のモダール・リヨセルを使う選択肢も公式サイトで挙げられています。
サイズはブランドごとに規格が異なります。購入の前に男性下着のサイズでウエストの実寸をご確認ください。

05こんな人に向くWho It Suits

Check

  • 縫っている場所まで確かめて買いたい方
  • 希少な綿の肌当たりを試してみたい方
  • 素材から下着を選びたい方
  • XSや4XL以上のサイズが必要な方
  • 1枚を長く使いたい方