イヴ・ミュラー氏の後任として10月1日付で就任
HUGO BOSS(ヒューゴ ボス)は、最高財務責任者(CFO)兼最高執行責任者(COO)を務めていたイヴ・ミュラー氏が経営委員会を退任し、その後任としてイヴィツァ・マリッチ氏が就任すると発表した。
マリッチ氏は2026年10月1日付で、財務およびオペレーションを担当する経営委員会メンバーに就任する。現在はHUGO BOSS AGのエグゼクティブ・バイス・プレジデント(Business Operations)を務めている。
一方、ミュラー氏は個人的な理由により、自らの意思で経営委員会の職務を退く。
ミュラー氏は2017年12月にCFOとしてHUGO BOSSに入社。2020年7月から2021年5月までは経営委員会のスポークスパーソンを務め、2022年5月からはCFOに加えてCOOとしての役割も担ってきた。
COOとしては、IT、物流、生産、調達、購買など幅広いオペレーション領域を管轄。HUGO BOSSが推進してきた成長戦略「CLAIM 5」の実行にも関わり、同社の財務面および事業運営の強化に貢献した。
HUGO BOSS監査役会会長のマイケル・マレー氏は、ミュラー氏のこれまでの貢献に感謝を示すとともに、後任となるマリッチ氏について、財務管理とオペレーションの双方で長年の経験を持つ人物であると説明している。
またマリッチ氏は、近年のHUGO BOSSにおいてデジタル化や業務効率化に関する主要プロジェクトを推進してきた実績もあり、新たな役職に必要な経験と専門性を備えているとしている。
CEOのダニエル・グリーダー氏も、ミュラー氏が「CLAIM 5」の実行において重要な役割を果たし、HUGO BOSSの財務・オペレーション基盤の強化に貢献したとコメント。マリッチ氏とは今後も新たな役割のもとで協力していく考えを示した。
後任となるマリッチ氏は2005年にHUGO BOSSへ入社。これまでコントローリングや会計部門を中心に複数の管理職を歴任してきた。
2012年にはシニア・バイス・プレジデント(Controlling)に就任。その後、2022年からBusiness Operationsを担当し、2023年にはエグゼクティブ・バイス・プレジデント(Business Operations)に昇格した。
長年にわたり社内の財務管理とオペレーションの双方に携わってきたマリッチ氏がCFOとCOOを兼任することで、HUGO BOSSは財務と事業運営を一体的に管理する現在の体制を引き継ぐことになる。