2026.01.15
ブランド

アルマーニ グループは、モハメド・アラバーのプライベート投資会社であるシンフォニー・グローバルと、将来のアルマーニ ホテル&リゾーツ開発に向けた新たなジョイントベンチャーを設立すると発表した。本取り組みは、アルマーニ ホテル ドバイおよびアルマーニ ホテル ミラノにおける実績を基盤に、グローバル展開を次のフェーズへ進めるものと位置付けられている。
本契約により、アルマーニ ホテル&リゾーツの開発に関する世界的な独占権が付与され、ホスピタリティ分野におけるアルマーニ グループの既存の取り組みを補完するとともに、ブランドとしての存在感をさらに強化することを目的としている。
ジョイントベンチャーはミラノおよびドバイを拠点とし、両都市が担う創造的・戦略的・運営的な中核としての役割を反映する形で運営される。これは、アルマーニ ホテル ドバイの開業に始まる両者の協業関係を発展させるものであり、近年のデザイン主導型ホスピタリティにおけるコラボレーションの中でも、長期的な視点を持つプロジェクトとして展開される。
本協業は、ブルジュ・ハリファ内に位置するアルマーニ ホテル ドバイおよび、ミラノのマンゾーニ通りに位置するアルマーニ ホテル ミラノの継続的な成功を背景としている。これらのホテルは、建築、インテリア、サービス、空間演出を一体化させた体験設計により、現代ラグジュアリー・ホスピタリティの指標として評価されてきた。商業的成果および国際的評価の蓄積は、アルマーニのホスピタリティモデルの有効性を示すものとされ、今回のグローバル展開を支える基盤となる。
構想はジョルジオ・アルマーニ氏とも共有されており、今後は2つの異なるホテルモデルの展開を想定している。ひとつは、ミラノやドバイですでに展開されている、純粋なラグジュアリーホテルとしての「アルマーニ ホテル」モデル。もうひとつは、同水準のラグジュアリーを維持しつつ、より若々しくライフスタイル性を備えた「アルマーニ ホテル ライフスタイル」モデルで、新興地域や新たな世代の旅行者に向けて、高まるハイエンド・ホスピタリティ需要に応えることを目指すとしている。
ジョイントベンチャーの契約期間は20年間で、さらに10年間の更新オプションが付与される。開発は厳選された戦略のもと進められ、立地、デザイン品質、ラグジュアリー・ホスピタリティサービスにおいて最高水準を満たすプロジェクトのみに焦点を当てる方針とされる。
アルマーニ グループCEOのジュゼッペ・マルソッチは、本ジョイントベンチャーが長年にわたり築かれてきた強固なパートナーシップを基盤としている点に触れ、アルマーニ ホテル ドバイおよびミラノ、さらに2027年開業予定のリヤド・ディリヤ・ゲートにおけるアルマーニ ホテルの取り組みが、同社のデザイン哲学とホスピタリティへのアプローチがグローバルラグジュアリー層に支持されていることを示していると述べた。また、本パートナーシップの強化により、卓越性、時代を超えた価値、顧客への敬意、直感的かつ持続性のある体験といった共通の価値観に基づき、同社のホスピタリティとライフスタイル分野でのビジョンをさらに発展させる狙いがあるとしている。
モハメド・アラバーは、ジョルジオ・アルマーニ氏のデザイン哲学が多くの世代に影響を与えてきたことに言及し、本パートナーシップは品質追求、ゲストへの敬意、ラグジュアリーの本質に関する価値観の一致に基づくものだとコメントしている。シンフォニー・グローバルを通じて、アルマーニのホスピタリティビジョンの世界的拡大を、長期的かつ独占的なコミットメントのもと支援する考えを示した。
今後の各プロジェクトは、建築、インテリア、家具、素材、照明、サービス基準に至るまでアルマーニが深く関与する包括的なライフスタイル空間として開発される予定である。立地ごとの文脈を尊重しながら、明快さ、バランス、控えめなエレガンスといったアルマーニの美学を一貫して反映する方針とされる。
アルマーニ グループは、ニューヨーク、マイアミ、ロンドンなどでのレジデンシャルおよび複合開発を通じ、美学を建築へと展開してきた実績を持つ。一方のシンフォニー・グローバルは、モハメド・アラバーの開発経験を背景に、商業性と長期的価値、国際的な魅力を備えたランドマーク開発で評価を得ている。
1975年にジョルジオ・アルマーニによって設立されたアルマーニ グループは、世界有数のファッション&ラグジュアリーグッズを扱う企業グループです。アルマーニ グループは、アパレル、アクセサリー、アイウェア、ウォッチ、ジュエリー、コスメティック、フレグランス、家具・インテリアなどのファッション&ライフスタイル商品のデザイン・製造・流通・販売を手がけるだけでなく、食品・飲料、ホスピタリティ産業などの分野でも事業を展開しています。
モハメド・アラバーは、不動産、ホスピタリティ、リテール、テクノロジー、消費財分野で数多くの企業を創出・成長させてきた起業家・ビジネスリーダーです。シンフォニー・グローバルを通じ、デザイン主導で長期的成長が見込まれるグローバル事業への投資を行っています。エマール創業者として、ブルジュ・ハリファやドバイ・モールを含む数々のランドマーク開発を手がけたほか、中東を代表するECプラットフォーム「Noon」創業者でもあります。