2025.10.03
ブランド

BOSSは、Aston Martin Aramco Formula One™ Teamと協業し、Apple Vision Proを活用した新たな没入型体験を発表した。従来の観戦を超え、ファンをサーキットの臨場感あふれる世界へと誘う試みだ。
この体験では、BOSSのブランドアンバサダーに加え、同チームのフェルナンド・アロンソとランス・ストロールがガイド役を務め、スピーディな空間演出の中で複数のステージを進行。視認性の精度を競うビジュアル・ターゲティングや、戦略的判断をモチーフにした3Dパズルなど、集中力と瞬発力が問われる設計となっている。クライマックスはAMR25の「テストラップ」を模したセクションで、コックピットに座っているかのような迫力のサウンドとともにレースの緊張感を再現する。
技術設計と実装は、BOSSのデジタル変革パートナーであるEPAM Systems, Inc.(EPAM)が主導。バーチャルならではの臨場感とリアリティを両立させ、ファンとレースアクションとの距離をかつてないレベルまで縮めている。
HUGO BOSSのグローバルマーケティングSVP、ジェームズ・フォスターは、F1®が「スピード、精度、そしてプレッシャーの頂点」であるとし、本体験によって「単なるレースの再現ではなく、“BOSS”のマインドセットへと観客を連れていく」とコメントしている。
ローンチは10月2日。ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、バルセロナ、ラスベガス、ドバイ、シンガポールの厳選されたBOSS店舗内に特設インスタレーションが設けられる。これは2025年の「Formula 1® Singapore Airlines Singapore Grand Prix」に先立つ公開であり、世界的な機運を高める狙いがある。
Aston Martin Aramco Formula One™ TeamのCMO、ロブ・ブルームは、同ブランドが「クラシックを核に据えつつ、体験の未来を定義する」姿勢を強調。F1®ファンのうち1%未満しか現地観戦を経験していないという課題に対し、本取り組みが「見て、感じて、没入する」新たな接点を提供すると述べた。
EPAMのCEO兼プレジデント、バラージュ・フェイェシュも、Apple Vision Proを通じた“空間体験”が、プレミアムファッション、ラグジュアリーリテール、スポーツ、テクノロジーの交差点におけるエンゲージメントを再定義すると述べ、戦略的パートナーシップの進化を示唆した。
本企画は、BOSSとAston Martin Aramcoに共通する「イノベーション」「パフォーマンス」「真正性」という価値観を体現。モータースポーツとの関わり方を更新し、「レースのスリルを生きる」ための新基準を提示している。
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BOSSは、自らの意志で情熱的かつスタイリッシュに生きる個人に向けたブランドで、躊躇せずに“自分自身=BOSS”であることを称える現代的なコレクションを展開する。テーラリングやパフォーマンススーツ、カジュアルウエア、デニム、アスレジャー、アクセサリーに加え、ライセンスによるフレグランス、アイウエア、ウォッチ、キッズウエアもラインアップ。世界約500の直営店でブランドの世界観を体験できる。BOSSは、グローバルなアパレル市場のプレミアムセグメントをリードするHUGO BOSSグループの中核ブランドで、同社は129の国・地域で8,000超の販売拠点、74の国・地域での公式EC(hugoboss.com)を通じてコレクションを提供している。本社はドイツ・メッツィンゲン。2024会計年度の売上高は43億ユーロ、従業員数は世界で1万8,500人を超える。
Aston Martinは、創業者ライオネル・マーティンとロバート・バムフォードにより1913年に設立され、レースに根ざした歴史を持つ。アストン・ヒル・クライムでの初期の成功を原点に、高性能ラグジュアリーカーの伝統を築き、現在はDB12、Vantage、Vanquish、DBX707、F1由来の技術を反映したAston Martin Valkyrieなどを展開。1922年にグランプリレースへ参戦し、1959年にはル・マン24時間レースで総合優勝を果たした。2021年にはローレンス・ストロールのリーダーシップの下、F1に復帰している。
チームは2023年にシルバーストーンにAMRテクノロジーキャンパスを開設し、持続可能性を意識した設計と、2025年に稼働した最先端の風洞設備など、競争力強化への投資を継続。ドライバーは、経験豊富なカナダ出身のランス・ストロールと、2度のワールドチャンピオン、フェルナンド・アロンソ。テスト兼リザーブドライバーのフェリペ・ドルゴビッチ、ストフェル・バンドーンに加え、チームアンバサダーのペドロ・デ・ラ・ロサ、ヤング・デベロップメント・ドライバーのジャック・クロフォードが名を連ねる。さらに、女子F1®アカデミーでは、チームのF1®アカデミー・ヘッド・オブ・レーシング兼ドライバーアンバサダーであるジェシカ・ホーキンスの指導のもと、スイス人ドライバーのティナ・ハウスマンが参戦している。
チームはピット外でも、ファン・エンゲージメント「I / AM」やESGプログラム「Make A Mark」を通じて、サステナビリティ、インクルージョン、地域社会への貢献を推進。Racing Pride、Spinal Track、Aleto Foundationとのパートナーシップにより、多様性・アクセシビリティ・リーダーシップ育成の支援を行う。エネルギー効率への取り組みはISO 50001準拠で認証されている。
EPAM Systems, Inc.(NYSE: EPAM)は1993年の創業以来、ソフトウエアエンジニアリングを基盤に、デジタルエンジニアリング、クラウド、AI対応のトランスフォーメーションサービスを提供するグローバル企業へと発展。グローバル企業から成長志向のスタートアップまでを対象に、EPAM Continuumの統合的な戦略・体験・テクノロジーコンサルティングと、30年以上にわたる実装力を組み合わせ、顧客の市場投入を加速し、デジタル投資の価値最大化を支援している。
同社はAIおよび生成AIを積極的に活用し、EPAM AI/RUN™やDIALX Labなどのプラットフォーム・取り組みを通じて、先端AIをビジネス戦略に統合。デジタルイノベーションの推進と競争優位の強化に寄与している。コンサルタント、アーキテクト、デザイナー、エンジニアからなる専門チームが各地で活動し、グローバルに提供しながらローカルに伴走。人々の生活をより良くし、顧客の競争力を高めるソリューションの実現を重視し、具体的な体験・製品・プラットフォームとして具現化している。
同社は2021年にS&P 500およびForbes Global 2000に選出。GlassdoorやNewsweekの「Most Loved Workplace」にも認定され、Fortune 1000の「情報技術サービス」分野で上位15社に入る。IDC MarketScapeでは、Worldwide Experience Build Services、Worldwide Experience Design Services、Worldwide Software Engineering Servicesの各分野でリーダーとして評価されている。