2025.09.03
スタッフ

カルバン・クラインは、2025年8月29日に東京・原宿に新たなグローバル旗艦店を開業すると発表した。店舗は渋谷区神宮前4-31-10に位置し、3階建て・延床面積1,315.5平方メートルの規模を誇る。ファッションの中心地である原宿に出店することで、日本および世界におけるブランドのリテール展開をさらに拡大し、ライフスタイル提案を強化する狙いがある。
この旗艦店は、カルバン・クラインのブランド体験を世界有数のファッション都市・東京に届ける拠点として設計されており、2024年のパリ出店に続く展開である。今年後半にはニューヨーク・ソーホー店の開業も控えており、グローバルリテール戦略の重要な一歩と位置付けられている。カルバン・クライン グローバル ブランド プレジデントのデイビッド・サヴマン氏は、「東京の旗艦店はブランド戦略における重要なマイルストーンです。カルバン・クラインは常にファッションとカルチャーの交差点に立ち、製品と体験を通して人々にインスピレーションを与えてきました。この新店舗は、その象徴的なDNAを最も体現する場となるでしょう」とコメントしている。
店内は1・2階がウィメンズとメンズのフロアで、アパレル、アンダーウェア、アクセサリーを含むフルライフスタイルコレクションを展開。特にデニムに重点を置き、日本文化におけるデニムの重要性とブランドの強みを反映させた構成となっている。両フロアにはアンダーウェア専用ゾーンも設けられ、最新のデザインやシーズンアイテムを体験できる。3階にはイベントやギャラリースペース、VIP専用エリアを備え、2025年秋コレクションが9月より展示予定で、地域社会との交流拠点としての役割も果たす。
建築デザインは、カルバン・クラインのモダンなミニマリズムと日本の伝統的な職人技を融合。外観はキャストガラスルーバーを用いた彫刻的なファサードが特徴で、入口上部には大型デジタルスクリーンを設置し、ブランドのキャンペーンビジュアルを発信する。内装はクリームやニュートラルカラーを基調に、石、漆喰、ガラス、和紙、杉などの日本素材を取り入れたミニマルな空間に仕上げられている。大谷石や和紙アート(波多野慎、髙田力央による作品)を採用した独自の装飾に加え、イサム・ノグチのソファやヴィンテージの日本家具が温かみと文化的な深みを加えている。
オープンを記念して、旗艦店限定のカプセルコレクションも発売される。デニムを基盤に、ジーンズ、トラッカージャケット、ロゴTシャツをカスタムカラーと「CK Tokyo」ブランディングで再解釈。各アイテムは100点限定のシリアルナンバー付きで展開され、ブランドファンや新規顧客にとって特別なコレクターズアイテムとなる。